華やかな結婚式の妄想にうかれがちですが、結婚式の前に入籍は済ませておきましょう。一般的には挙式の当日か、1週間程度前に入籍を行い、そのお祝いを兼ねて結婚式や披露宴を行います。ただし、入籍日を結婚記念日としているカップルが殆どですので、思い入れのある日に入籍をしたいというカップルも多いでしょう。結論として、入籍日はいつでないといけない、ということはありません。
先に入籍をして、1年後に結婚式を行うというように、入籍と式にタイムラグがあるカップルも最近では増えています。ただし、入籍が早すぎると、お知らせのタイミングが難しかったり、入籍時に早々とお祝いを貰う等の問題もあります。一般的には結婚式の案内と入籍のお知らせは同時に行いますが、入籍日と式がかなり遠い日程の場合は、臨機応変に対応しましょう。
挙式に適した日は、ずばり吉日。大安の日に行いましょう。披露宴でお客様を呼ぶこともありますので、土日に行うのが一般的です。ただし、一般の方を呼ばず、家族のみで行う場合は、平日婚を行うケースも出て来ました。
平日は多くの式場が空席のため、一般の価格と比較して安く執り行えるのがメリットです。時期には特に気にする点はありませんが、ガーデンウエディングの場合は真冬はあまりにも寒く参加する方も楽しめないため、暖かい時期に行うことをお薦めします。
未だにホテルなどの結婚式は非常に高価で、花束ひとつで1万円・・・などと言われているうちに金銭感覚がおかしくなって、あっという間に300万円超え。という方もとても多いのが結婚式。最近では二次会婚といった簡易な式や、比較的リーズナブルな神式の結婚式にも、友人を少し呼ぶことができたりと、スタイルも多様化してきました。
結婚式で経済的に厳しくなって、新婚生活があっぷあっぷになってしまっては意味がありません。二人が安心して行える範囲で、予算に基づいて式を組み立てて行きましょう。また、豪勢な式が行いたいけれど、今は貯金が・・・という場合は、先に入籍をしておき、数年間頑張って貯金をしてから、何年目かの結婚記念日に式を行うこともできます。
貯金0円で参加者に参加費として負担して頂くような結婚式も出て来ました。プランナーの方に予算を伝え、予め「これ以上は絶対に出せません」という姿勢で臨めば、なんとかその範囲で納めるように努力してくれる場合もあります。結婚式の規模が二人の幸せに比例するわけではありません。背伸びせず、2人が一番安心して行える式を行いましょう。