お見合いが決まったら、仲介役の方が双方の都合を聞き、日時を決定します。基本的には双方の仕事が休みの日で、時間帯はランチの時間を避けた明るい時間、14時程度のティータイムから約2時間が一般的です。結婚式ほど厳密に捉える必要はありませんが、仏滅等の縁起の悪い日は避けるようにしましょう。
もちろん、吉日であれば理想的です。ただし、最近では仲介人を介さず直接待ち合わせる略式のお見合いも存在し、仕事後の遅めの時間に2人きりで待ち合わせて、軽くお茶をするというケースもあるようです。何れにしても、初日の待ち合わせは顔合わせ程度。
どれだけ気に入っても夜遅くまで長時間相手を連れまわすことのないように心がけ、気が合えばお散歩やお買い物程度にとどめておきます。ただし、お話の途中で退席というのもあまり印象がよくありません。後の予定は入れないようにして、スケジュールには余裕を持たせましょう。
仲介人を介する一般的なお見合いの場合は、ホテルのラウンジで待ち合わせをして、そのままホテルでお茶をするというケースがオーソドックスです。 こちらは仲介人に決めて頂いて構いませんが、万が一予定していた喫茶店が満席だった場合、その近隣の落ち着いた喫茶店等に移動する必要があります。
念のため、男性側も待ち合わせ場所から近く、お見合いに相応しい喫茶室をいくつか候補として調べておくと、もしもの時にも落ち着いて行動ができます。お店選びは、静かで落ち着いたお店、かつ高級感のあるお店です。普段使いのお店は珈琲1杯500円前後のお店が多いですが、お見合いの場合は、珈琲1杯1,000円前後の、やや格式高い高級店を利用します。
お見合いの日時や場所決めですが、仲介者に「幹事宜しく」的に任せきりなのは感心しません。念のため、事前に仲介者との打ち合わせを行っておきましょう。待ち合わせ場所から遠いところに住んでいるのであれば、帰宅時に感謝の言葉を述べる等の気遣いができますし、好きな話題を予めチェックしておけば、会話が盛り上がりやすくなります。
お見合いは気に入らなかったとしても15分で退席というのはマナー上禁止。どれだけ話題が合わなくても1時間は会話する必要がありますし、こちらが気に入っても、話が盛り上がらなかったせいでお断りされてしまっては勿体ないですね。
当日、相手がリラックスして過ごせるように、事前に仲介者の方に色々と相談しておきましょう。また、服装もどのような服装で行くべきかは確認しておきましょう。一方がフォーマル、もう一方がカジュアルだと、互いに気まずい思いをしてしまいます。