お見合い当日の心得とマナー

会場に入ってからのマナー

お見合い会場に入ってから気を付けるべき振る舞い方を順番に見ていきましょう。仲介人がいる時は、仲介人が先に入って席まで案内します。2人きりのときは、男性がエスコートしてあげましょう。いずれにしても、女性が上座、男性が下座にかけます。女性がかけるまでは男性は立っておきましょう。

女性も、仲介人が指示したからといってさっさと席に着くのではなく、男性が「どうぞ」と言って下さったら椅子にかけるようにします。店員を呼ぶ際は挙手で合図をします。店内で大声で呼ぶことのないように注意しましょう。仲介人がいる場合は、仲介人の紹介を合図に挨拶を始めます。仲介人を差し置いて会話をし出すことは避けましょう。

支払についての注意点

当日の支払いは男性側が行います。仲介者がいる場合は、仲介者の分も含めて全て男性がお支払いをします。ただし、「本日は私が持ちます」とわざわざ宣言するのは考えもの。わざわざそういわれてしまうと、女性も気を使って恐縮してしまうでしょう。

最もスムーズなのは、そろそろお開きかな?というタイミングになったらお手洗いに行くふりをしてさりげなく一緒に会計を済ませておくことです。また、女性側は当然ですが、支払って頂いたら必ず御礼を言いましょう。

男性が目の前で会計を済ませるようなシーンでは、自分も財布を出して、「お幾らお支払い致しましょうか?」と確認する心配りは当然です。女性だから奢ってもらって当然、という態度は、男性にとっては大きな悪印象。気を付けましょう。また、双方に、相手が召し上がる価格帯のものや、相手が召し上がる量にできるだけ合わせるように心がけましょう。

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好かれる態度、嫌われる態度とは?

好かれる態度は、笑顔が多いこと、真剣に話を聞くこと、会話が弾むことです。男女双方、予め相手の趣味や仕事等をインプットしておいて、盛り上がりそうな会話のネタを準備しておくことです。こちらが一方的に話をするのではなく、相手に話を投げかけ、相手のことを知りたいという意欲を感じれば、自分に興味を示してくれているという印象に繋がるでしょう。

目線が低い(うつむく)、姿勢が悪い、無表情等は嫌われる態度のひとつと言えます。暗い印象は、自分と居てもつまらないのだという印象を与えてしまいます。いかに緊張していようとも、「いやあ、緊張してしまいまして」と笑いかける程度の心の余裕を持って当日に挑みましょう。

気さくにお話ができると次につながるチャンスも増えますが、あくまで礼儀を守った範囲に留めましょう。アルコールがある喫茶室であっても、お酒ではなく珈琲や紅茶等で抑えておいて、無礼のないように心がけましょう。

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