まず、人数です。式場が決まっている場合は、式場のキャパに対して少なすぎると、閑散とした雰囲気になってしまいます。ただし、逆にギリギリ一杯にしてしまうと、直前に人数が増えた場合に対応できないため、数名増えても問題ない程度の人数になるように調整しましょう。
また、両家の招待客は人数と構成に偏りがないように気を付けます。新郎の招待客と新婦の招待客は5:5になるように心がけましょう。また、男性側は会社関係者ばかり、女性側は学生時代の友人ばかりというのもあまり好ましくありません。会社関係者・親戚・友人をバランスよく呼ぶようにしましょう。
また、交際のきっかけになった方など、特別な意味のある方は積極的に呼びましょう。ただし、その方だけぽつんと1名は避けるようにします。その方が気さくに話せそうな共通の友人を1名招待するか、少なくとも1名で来る方を隣に配置するなどの配慮を行いましょう。
新郎新婦の席に近い席が上座、遠い席が下座となります。基本的に新郎新婦に近いテーブルに、主賓の方と新郎新婦の上司にお座り頂きます。その次に友人、一番遠い席が家族となります。基本的には、招待客が楽しめそうな席次を心がけます。
両家の招待客の人数に少しばらつきがある場合は、友人同士であれば同じテーブルにして構いません。ただし、新婦側の席にぽつんと一人新郎側の友人がいる、といったように、一人ぼっちになる招待客が出ないように配慮しましょう。
会社関係や友人は、立場や年齢、関係が近い方をまとめると、テーブル内で盛り上がり、参加者も楽しい式となるでしょう。会場のレイアウトによっては上座や下座がわかりにくいこともありますが、よほどの理由がない限り、新郎新婦の座席は式場の方にレイアウトをお願いしましょう。
都会のホテルや式場で行うものではなく、海外挙式やリゾート挙式も人気があります。大々的に友人を呼ぶのではなく、本当に親しい方のみの少人数で、非日常の中行う式ですので、招待された方も喜んで頂けるでしょう。
ただし、交通の便が悪い、飛行機に乗らなくてはならない、当日帰ることができない等、お仕事をしている方や家庭がある方には不便な点もあります。リゾート挙式を選択した場合、参加して下さる方には少なくとも交通の手配や、帰れない場合には宿泊の手配も心がけましょう。