どの衣装も素敵で迷ってしまいますよね。一生に一度の機会ですから、あれもこれも着たくなってしまいますが、先輩カップルはどんな基準で衣装を選んだのでしょうか?まずは、会場の雰囲気。神式では和装になりますし、チャペルならまずウエディングドレスという選び方になります。
また、こだわりたいからといっていくらでもお金が使えるカップルは少ないはず。予算もある程度加味して決定しましょう。特に新婦のウエディングドレスは、ちょこっとデザインが変わっただけで数十万の価格差が出てくるのはよくあることです。他には、やはり似合うかどうか。
年齢が上の方は、露出のない和装を選んだり、同じドレスでもご自身の体型がキレイに見えるものを選ぶのがいいでしょう。最近では、あまりにもドレスや和装の選択肢が多すぎて、男性の衣装を先に決めてしまうカップルも存在します。男性の衣装が先に決まったら、その衣装にマッチングしそうなドレスを選択するという方法もあります。
ひとことに和装といっても種類があります。最も格式高いものは十二単ですが、着用する方は非常に少ないものです。ただし、古くからある神社などでは現在でも十二単で式を行うことができますので、人と違った結婚式がしたい、日本古来の結婚式にあこがれがあるという方は選択肢のひとつとしてもいいかもしれません。
一般的には色打掛か白無垢です。色打掛も十二単に次いで格調高いものですし、色が華やかなため披露宴にも向きます。披露宴の際、お色直し前はドレスで参加し、お色直し後に色打掛に変更すると、出席者の予想をいい意味で裏切り、驚きとともに楽しんでいただけるかもしれませんね。
ただし、色打掛の場合は赤の色が多いため、会場の絨毯が赤色だとぼやけてしまう可能性がありますので、注意しましょう。また、色打掛は基本的に着用するとお手洗いにも行けませんので、スケジュール管理には注意しましょう。白無垢は婚礼のための正礼装であり、和装の結婚式では最も人気のある衣装です。
基本的には式で着用しますが、もちろん式後の披露宴で引き続きお披露目してもいいでしょう。白無垢で式をした後に色打掛を羽織る形でお色直しをすることもできますので、和装が大好きな方は両方楽しむことができます。
ウエディングドレスの場合、基本的に若い方は真っ白なものを、年齢が上になるにつれて生成色のものを選ぶのが基本の選び方ですが、最近では様々な種類のドレスが誕生していますし、一生にこの時しか着用できないものですから、後悔しないようご自身の好きなものを選択するのが基本です。ただし、一生に残るものだからこそ、特にデザインや型はご自身の体型に合わせて選ぶといいでしょう。
また、ミニスカートなどの可愛くて珍しいドレスを着用したいと思っても、念のためご両親や男性側の意見も聞いておいた方がいいでしょう。また、お色直し後にドレスを選択するときは、男性の衣装や会場の雰囲気や色に合わせて、着用するドレスの色などを決めるべきです。