大々的な式はしなくてもいいけど、ウエディングドレスは着たい・・・といったカップルや、披露宴を行うほどの予算はないけれど、結婚式は諦めたくない、というカップルのために、2人だけで行うプチウエディングが重宝されています。
写真をメインにしたフォトウエディングで小さなお祝いをしたり、ハネムーンとして行った海外で2人きりの挙式をしたり、はたまた都会で10万円以下でできる格安の小さな結婚式を行ったりと、ニーズに合わせて様々な形式があります。
プチウエディングの最大の利点は予算の安さですが、特に「自分たちはそこまでこだわらないけど、両親がどうしても写真だけでも見たがる」という場合は、双方納得の行く手段としてプチウエディングが活用されています。
運動会で大盛り上がりのウエディング、色んなアーティストを呼んだフェス形式のウエディング等、結婚式なのかイベントなのかよくわからない!といったオリジナル結婚式も登場しています。最大の利点は「こんな結婚式今まで体験したことない!」と参加者の方々に絶賛してもらえること、2人の個性を最大限押し出した式ができることです。
やりたい放題できる分、準備は大変です。近頃はカップルの願いを何でも叶える!といったようなオリジナルウエディング専門の業者も誕生していますが、一般の式の1.5〜2倍と言う結構な予算が必要。どうしてもこだわりがあって、時間がたっぷりある、もしくは予算がたっぷりある方は検討してもいいかもしれません。
過去は「できちゃった婚」と呼ばれていた、妊娠してからの結婚も、最近は「授かり婚」や「Wハッピー婚」などと呼ばれるようになり、二重におめでたいものとして妊娠中に結婚式をしてしまうケースも出て来ました。
マタニティで着られるドレスのデザインや取り扱いも増えているので、妊娠を気にして式を諦めなくてもいいのは嬉しい変化ですね。出産後は子育てで式の準備どころではなくなってしまうため、妊娠がわかってから急いで準備をするカップルも沢山いるのです。
注意したいのは何と言っても妊婦さんの体調です。また、ドレスの試着をしていても予想以上にお腹が目立って、直前に変更したと言うケースも。依頼するならマタニティウエディングを沢山取り扱っていて、融通の利く対応ができるところを選びましょう。
おめでたウエディングに間に合わなかった!という場合は、お子さんが産まれて落ち着いてから結婚式をするというケースもあります。お子さんも可愛いドレスをお召しになって、親子3人で特別な記念になるでしょう。妊娠中と違ってママの体調に過剰に気を配る必要もないため、ゆっくり準備ができる利点があります。
ただし、当日は基本的に新郎新婦は式に忙しいため、子供の世話を常時してくれるよう、両親や親戚の理解を得ることが必要です。まだ幼い場合は式の途中で泣き出してしまう可能性も考えておきましょう。
過去にはウエディングドレスは若い人が着るものだとか、歳をとっていて恥ずかしいから式はしない・・・といった考えがありましたが、最近は晩婚化も進んでいるため、高齢者でも結婚式を行うケースが増えてきました。ただし、若い頃の結婚とは異なり、様々な制約があるケースも多いため、両家の親族間、また本人も家族と十分な話し合いの場を持ちましょう。
また、年齢にもよりますが、基本的には子供を授かることができない年齢の方も多いので、そういった質問は避けるようにしましょう。二人でその後の人生を豊かに過ごすための結婚として、家族も二人を見守る必要があります。